消化器科
下痢や嘔吐の消化器症状が続く症例では、レントゲン検査、バリウム造影検査、超音波検査、内視鏡検査などを実施し、原因を追究いたします。その中でも特に、内視鏡検査は直接消化管内を視認し、異常がある部位の組織を採材し、異物があった場合それを取り出すことも可能なため、有用な検査手段です。
当院ではオリンパス社製内視鏡を使用し、消化管内視鏡検査を実施しております。
◎慢性嘔吐を繰り返す猫に対して、内視鏡検査を実施した症例。
胃の粘膜の重度肥厚が見られる。
組織を採材し病理組織学的検査を実施した所、消化器型リンパ腫と診断された。